年越し寒波 降雪量平年比2倍以上も 平地含めて雪への備えは数日中に
一旦冬型緩む
あす27日になると冬型の気圧配置は一旦緩むものの、30日頃から再び強い冬型の気圧配置となり、日本海側を中心とした広範囲で雪が降る予想です。
年末年始は「数年に一度」レベルの寒波
北海道や東北の日本海側や北陸、山陰では、山沿いだけでなく平地でも大雪となるおそれがあります。
また、日本海側だけにとどまらず、名古屋や大阪などの太平洋側の一部にも雪雲が流れ込むとみられ、普段雪の降らない地域でも雪への備えが必要です。
年明けにかけて断続的に大雪、平年の約3倍も
このため、北海道や東北の日本海側と、北陸、山陰を中心に、大雪や大荒れの天気が断続的に続くおそれがあります。
気象庁が24日に発表した早期天候情報によると、30日頃からは、地域によって、降雪量が5日間降雪量で平年の約2倍~3倍となる可能性があるとのことです。
大雪だけでなく風も強まる所があるため、積雪や吹雪による交通への影響のほか、落雪や雪崩にも注意が必要です。
年末年始の移動は慎重に
また、移動を控える方も、普段雪の多い地域、少ない地域にかかわらず、雪への備えについて、いま一度確認を行ったほうがよさそうです。