15日は3月並みの陽気も 来週は再び大寒波 大雪の備えを 東海の週間天気
土日にかけての天気や気温
岐阜県山間部も、次第に雲がとれて、晴れ間が多くなるでしょう。静岡県では、風が収束しているため、雲の広がる所がある見込みです。その他の地域は、夜にかけて穏やかに晴れそうです。
【明日15日】
本州付近は高気圧に広く覆われるため、夕方にかけて晴れる所が多いでしょう。ただ、静岡県では、引き続き風が収束しやすく、雲の広がる所がある見込みです。今日14日よりも暖かな空気が優勢で、3月並みの暖かさの所が多くなるでしょう。風も比較的穏やかで、日差しの暖かさが感じられそうです。積雪の多い地域では、なだれに注意してください。夜は、前線や低気圧に伴う雲が段々と広がりますが、天気の崩れはなさそうです。
【16日(日)】
本州南岸を低気圧が東へ進む見込みです。東海地方は、早い所では明け方から雨が降り、雨が雪に変わる所もあるでしょう。朝から昼過ぎにかけては広い範囲で雨や雪が降り、夕方には止む見込みです。ただ、雨や雪が降る地域は、予想に幅があります。最新の天気予報を確認するようにしてください。日曜日は、湿気があって寒く感じるでしょう。暖かい土曜日からの寒暖差に注意してください。
来週は再び大寒波 東海地方への影響は?
先週並みの強い寒気が長く居座る見込みです。上空1500メートル付近は、マイナス9℃以下(平野部で雪の降る目安はマイナス6℃以下)の非常に冷たい空気が、東海地方をスッポリ覆う状態が続きそうです。
岐阜県は、17日(月)以降、連日の大雪に警戒が必要です。先週の寒波と比べ、上空の風向きが北寄りの時間が長くなりそうです。上空の風向きの変化によっては、愛知県や三重県にも雪雲が流れ込み、先週末のように、積雪が多くなる恐れがあります。この週末のうちに、厳しい寒さと大雪に備えましょう。よく晴れる静岡県も、昼間は非常に厳しい寒さとなりそうです。
また、東海地方は花粉シーズンが始まっています。来週は、気温が低いため、スギ花粉の飛ぶ量は「やや多い」や「少ない」予想ですが、症状の出やすい方は対策をしっかり行いましょう。
寒暖差大 3月並みの暖かさから気温急降下
来週は、再び大寒波がやってきます。厳しい寒さと大雪に警戒してください。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。