寒暖差大 平年より暖かい日が多く高温傾向続くも急な寒さに注意 東海の週間天気
2024年11月13日12:24
広く晴れるのは今日13日まで
明日14日は、高気圧の中心が次第に東の海上へ移り、天気は下り坂です。午前中を中心に晴れ間が出ますが、午後は湿った空気の影響で、次第に曇り空の所が多くなりそうです。尾鷲市など三重県南部では雨が降りやすく、傘が手放せない一日となる見込みです。日差しは少ないものの、昼間は20℃くらいまで上がるでしょう。
週間天気 土日にかけて天気ぐずつく
15日(金)は、日中は広い範囲で雨が降りますが、量はそれほど多くないでしょう。
16日(土)は、一旦小康状態となりますが、17日(日)は、前線が本州付近を通過するため、広く雨が降る見込みです。予報がまだ先になるため、雨の降る時間や範囲は、最新の天気予報を確認するようにしてください。
この雨の後、上空に寒気が流れ込むため、東海地方も一時的に寒くなりそうです。来週前半は、急な寒さに注意してください。特に、19日(火)は気温が急降下し、晴れても風が冷たいでしょう。寒暖差が大きいため、風邪をひかないよう体調管理に注意してください。
なお、内陸部では冷え込む日が増え、紅葉の見頃エリアが広がってきています。紅葉狩りにお出掛けの方は、この期間は、傘マークがついている日が多くなっていますので、最新の天気予報を確認してお出掛けください。
紅葉が進む条件
夏の間はクロロフィルという緑色の色素がたくさん作られるため、葉は緑色をしていますが、秋から冬にかけては、クロロフィルが減って徐々にアントシアニンという赤い色素の割合が増えてくることで、葉が紅く染まっていきます。
アントシアニンの割合が増えるには適度な寒さが必要で、この適度な寒さが最低気温8℃以下です。最低気温が10℃を下回らず暖かいとクロロフィルが分解されないため、きれいに紅くならず、逆に最低気温が0℃以下になるなど寒すぎると、葉は黒くなってしまいます。
また、1日の寒暖差が大きいとクロロフィルの分解が良く進み、葉の中でアントシアニンの純度が高くなるため、葉はよりきれいに紅く色づきます。