年末年始は日本海側で大雪警戒 27日以降と年明けに寒波襲来 2週間天気
日本海側では明日27日以降は警報級大雪も
明日27日~29日(日)頃は、冬型の気圧配置が強まり、上空の寒気も一段と強まる見込みです。日本海側では大雪が長引く恐れがあり、特に北陸や関東甲信の山沿い、更に山陰などでは警報級の大雪となる可能性も。北日本を中心に風も強く、猛吹雪となる恐れがあります。28日(土)頃には九州でも雪の降る所があるでしょう。
30日(月)~31日(火)は一時的に冬型の気圧配置が緩み、暖気が入るため、日本海側でも雪から雨に変わる所が多くなります。特に大晦日は気温も高く、東京都心は15℃と11月並みの陽気でしょう。
ただ、年明けの1月1日(水)と2日(木)頃には再び寒波が襲来。日本海側を中心に大雪や猛吹雪となる所があるでしょう。晴れる太平洋側でも北風が冷たく、厳しい寒さの正月となりそうです。
年明け寒波は3日(金)まで 仕事始めは寒さ少し和らぐ
年末年始は日本海側では立て続けの大雪や猛吹雪で、鉄道ダイヤが大幅に乱れたり、車の立ち往生を避けるために高速道路が早めに通行止めの措置をとる可能性があります。気象情報や交通情報はこまめに確認してください。
4日(土)以降も日本海側では雪が降りやすいですが、降り方は次第に弱まるでしょう。厳しい寒さも幾分和らぐ日がありそうです。6日(月)から仕事始めとなる方が多いかもしれませんが、関東から西は日差しにホッとできるでしょう。
突然の大雪 もし雪道で立ち往生してしまったら
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。