2週間天気 7日は冷たい雨 太平洋側で雪の可能性も 来週は天気・気温の変化に注意
前半:4日(水)~10日(火)
日ごとに詳しく見ていきます。
【4日(水)・5日(木)】
日本海側では、晴れ間も出ますが、断続的に雪や雨が降るでしょう。一方、太平洋側は広く晴れて、空気の乾燥が続きそうです。沖縄は雲が広がりやすいですが、晴れる時間もあるでしょう。
【6日(金)】
日本海側の天気はいったん回復するでしょう。ただ、低気圧が本州の南岸を進むため、西から天気が下り坂へ向かい、次第に雨が降りそうです。
【7日(土)】
雨の範囲が広がるでしょう。特に、東京では、最高気温が7℃までしか上がらず、昼間も寒くなりそうです。
ここで注目すべきは「低気圧のコース」や「寒気の強さ」です。低気圧のコースや寒気の強さ次第では、西・東日本の太平洋側で、雪の降る可能性があります。傘マークでも油断しないで、最新の気象情報を確認してください。
【8日(日)~10日(火)】
太平洋側を中心に天気が回復して、来週前半は、太平洋側では広く晴れるでしょう。「成人の日」も、青空で迎えられる所が多い見込みです。一方、日本海側では来週前半は、広く雪が降り、10日(火)は、昼間も寒さが厳しくなりそうです。万全な寒さ対策を、心がけてください。
後半:11日(水)~16日(月)
【11日(水)】
北陸から北の日本海側では、次第に雪や雨が降るでしょう。一方、関東から西の太平洋側では、広く晴れる見込みです。
【12日(木)・13日(金)】
日本海側では晴れ間も出ますが、雨が降りやすいでしょう。一方、太平洋側では晴れますが、天気は、西からゆっくり下り坂へ向かいそうです。
ただ、ここで注目すべきは、気温です。全国的に、この時期にしては気温が高いでしょう。東京では12日(木)と13日(金)は、15℃くらいまで気温が上がる予想です。昼間は、冬のコートなしでも過ごせるくらいですが、朝晩と日中の寒暖差が大きくなります。体調を崩さないよう、服装選びに注意が必要です。
【14日(土)~16日(月)】
14日(土)は、広く雨で、太平洋側でも、傘の出番でしょう。北海道では、雪のエリアが広がりそうです。15日(日)は、全国的に、天気がいったん回復しますが、16日(月)は、また、太平洋側で雨や雪の降る所が多くなりそうです。
この先2週間は、太平洋側でも雨の降るタイミングがあり、気温次第では、降るものが「雨」ではなく「雪」になる可能性があります。天気や気温を、こまめにチェックするとともに、雪道を運転する際は、絶対に、ノーマルタイヤは避けてください。
ノーマルタイヤの危険性
雪道を時速40kmで走った場合、ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離は、ノーマルタイヤでは冬用タイヤの約1.7倍にもなるという走行実験結果もあります。
雪道でのノーマルタイヤは、とても危険ですので、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてください。雪や雨が降ったあとの路面は凍結していることもあります。一見、路面に雪がないように見えても車の運転には十分な注意が必要です。