年末年始の北陸は大雪の恐れ 交通障害に注意・警戒 2週間天気
27日(金)~29日(日) 強い寒気が南下 積雪急増
冬型の気圧配置は29日(日)頃にかけて続く見込みです。また、この期間は日本海から北陸付近にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が停滞するでしょう。このため山沿いを中心に、平地でも大雪となる所がありそうです。予想される72時間降雪量は、今夜から29日(日)夜にかけて山沿いを中心に広い範囲で100cmを超える見込みです。積雪が一気に増える所もあるでしょう。
30日(月)~1月2日(木) の天気 年明けは再び強い寒気が流れ込む
31日(火)は低気圧が北日本を通過して冬型の気圧配置となるでしょう。平地は雨で、山沿いは雪や雨が降る見込みです。低気圧が発達しながら通過するため、沿岸部を中心に風が強まる見込みです。車の運転時には強風に注意してください。
1月1日(水)から2日(木)は、冬型の気圧配置が続く見込みです。上空には次第に強い寒気が流れ込むため、平地も次第に雪に変わるでしょう。
1月3日(金)~8日(水) Uターンから仕事始めにかけての天気
3日(金)から4日(土)は気温も低く、最低気温が0℃未満の冬日となる所が多い見込みです。最高気温も平地で5℃前後と、寒さが厳しいでしょう。
仕事始めの6日(月)以降は、平地は雪や雨で、山沿いは雪の降る日が多いでしょう。気温はほぼ平年並みで、この時期らしい寒さが続く見込みです。体調管理に注意してください。
冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意しましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードを出してしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。