関東各地で桜の満開が続々と 日中は上着いらずの暖かさに 日毎に強まる紫外線に注意
この先は晴れる日が多い関東 土曜日は絶好の行楽日和 金曜日と日曜日は雨具が必要に
11日(金)は、日本の南を前線や低気圧が通過するため、関東各地では雨が降るでしょう。広い範囲で、花散らしの雨になりそうです。
12日(土)には天気が回復し、各地で青空が広がります。朝から気温がグングン上昇し、日中は上着らずの陽気になるでしょう。前橋など、内陸では少し動くと汗ばむくらいになりそうです。屋外でのレジャーや、運動を楽しまれる方は、こまめな水分補給を心がけましょう。
13日(日)も広く晴れ間はでますが、大気の状態が不安定となります。午後は空模様の急な変化にご注意下さい。14日(月)は安定して晴れるでしょう。昼間は春というよりも、初夏に近く、清々しい陽気になりそうです。
また、暖かい日が続く一方で、花粉がたくさん飛びます。関東周辺では、スギからヒノキ中心に変わってきていますので、こちらのアレルギーをお持ちの方は、対策は万全にしてお出かけ下さい。
外出時の花粉対策
① 洋服は、素材によって、花粉が付着しやすいものと、付着しにくいものがあります。一般的にウール製の衣類などは、木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。
② 花粉が付着しやすいのは、洋服だけでありません。露出している頭や顔は、つばの広い帽子をかぶると、花粉が付着する量を少なくすることができます。髪の長い方は、まとめるだけでも、効果的です。また、手袋をすると、手に付着する花粉を減らすことができます。
昼夜の寒暖差が大きい一週間に 服装選びや紫外線に注意を
なお、朝晩は、この時期らしく空気がヒンヤリします。朝の通勤や通学、夜の帰宅の時間帯は、一枚羽織る物が必要になるでしょう。昼間は荷物になったとしても、脱いだり着たりできる服装でお出かけした方が安心です。
紫外線が強いのはいつ?
① 同じ気象条件なら、太陽が頭の上にくるほど、紫外線の量が強まります。日本では、1年のうちで、春から初秋にかけて紫外線が強まり、4月~9月に1年のおよそ70~80%の紫外線が降り注ぎます。最も紫外線が強いのは、6月から8月の夏の時期です。
② 1日のうちで一番紫外線が強い時間は、正午頃をはさむ数時間です。夏の午前10時~午後2時には、1日のおよそ70%の紫外線が降り注ぎます。
③ また、緯度によっても、紫外線の強さは異なり、北から南へ行くほど(緯度が低くなるほど)紫外線は強くなります。年間の紫外線量は、沖縄と北海道では、2倍程度の違いがみられます。