18日~19日と22日~23日 日本海側は大雪に警戒 立ち往生の恐れも
18日(水)~19日(木) 北海道から東北の日本海側を中心に大雪 山陰や九州北部でも雪に
北陸では冷たい雨が断続的に降り、平地では大雨になる恐れがあります。これまでの雨で地盤が緩んでいる地域がありますので、土砂災害などに注意・警戒が必要です。標高の高い所では雪になるでしょう。
寒気の流れ込みが強く、太平洋側にも雪雲が流れ込み、東京都心周辺でも雪が舞うこともありそうです。
19日(木)にかけて、雪や雨の範囲は、九州北部にまで広がる予想です。山陰では山沿いを中心に大雪になる所もあるでしょう。また、平地では雨が断続的に降り、警報級の大雨になる恐れがあります。冷たい雨に交じり、雪が降ることもあります。積雪や路面の凍結に伴う交通障害に十分ご注意下さい。
雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。
22日(日)から23日(月) 再び日本海側で冬の嵐に
22日(日)から23日(月)にかけて、日本付近は再び強い冬型の気圧配置になります。山陰や北陸から北の日本海側を中心に雪が降るでしょう。沿岸部には冷たい季節風が吹き付け、広く荒れた天気になりそうです。寒気の流れ込みは強く、晴れ間がでる太平洋側にも、山沿いを中心に雪雲の流れ込んでくる所があるでしょう。
また、北海道では、最高気温が0℃に届かず、真冬日が続く所もあります。雪道を運転する際は、日中でもアイスバーンなどに十分ご注意下さい。
路面の凍結 特に注意すべき所は
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。