映画「天気の子」醍醐虎汰朗&森七菜が日本気象協会にやってきた~気象キャスターを体験~
日本気象協会のスタジオから、実際と同じ合成を使ったお天気キャスター体験
スタジオで天気図の前に
「あ、これはテレビでよくやってますよね!」とすぐに気付く2人。案内役の奈良岡希実子(ならおかきみこ)さんが、システムを説明します。「では、お2人にもやっていただきましょう」という振りに応え、ブルーバックの前に立つ醍醐さんと森さん。前に置かれたモニターには、天気図と合成された2人の映像が映っています。
天気図の映像と、醍醐さんと森さんの映像が合成されるとテレビで良く観る天気予報の画面が完成
このようなブルーバックの前に立ち、人物を合成。レクチャーするのは奈良岡希実子さん
「それではどうぞ!」との合図で、天気予報コーナーがスタート。
「気象情報です」「東京都心、今は明るい曇り空ですね」「ただ、お出かけには雨具があると安心です」……と、掛け合いで天気図の解説や天気予報を伝えていきます。まるで初々しい若手キャスターのような2人でした。
てるてる坊主がかわいい指し棒を手にして、気象キャスターのお仕事スタート!
タッチパネルで気象情報を解説
「うん、これもテレビで見ますよ」と醍醐さんが言い、森さんも試しにタッチしてみます。置いてみたいアイコンをタップしてから地図の上をタッチ。「あ、出た!」と日本上空に出現したいろいろなアイコンに歓声を上げます。
「じゃあここでも気象情報の解説をしてもらいましょう」と奈良岡さん。2人はモニター左右に立ち、先ほど読み上げた天気予報をもう一度。やはり慣れない仕事に緊張したのか、何度か言い直す場面も。奈良岡さんのお手本を参考にして、ようやくOKが出ました。
「いやぁ、お芝居のセリフより大変ですよ」と醍醐さん。森さんも「難しいです」。でも、お天気棒を持って気象アイコンを出したり動かしたりの動作は、とてもさまになっていましたよ。文字通り、天気の仕事に「触れた」わけですね。将来、気象キャスターの役が来たら完璧にこなせるんじゃないでしょうか。
それぞれのエリアを指しながらお天気のポイントを解説していきました
天気予報の細かさや遊び心に歓声が
ところで、感心する声を上げていたのは最先端のシステムの他、ちょっとした遊び心に対してもでした。タッチパネルの前に来たとたん、森さんが「あ、これかわいい!」とすぐ気付いたのは、映画の登場キャラクターをデフォルメしたアイコン。「これ、陽菜(ひな)ちゃんですね。あ、これは帆高(ほだか)くん」と自分たちが演じたキャラクターを発見しました。タッチパネル左に並んだ陽菜ちゃんアイコンをお天気棒でタップしてから、地図の上をタップ。可愛いキャラクターが、ポンッとモニター上に現れます。他のキャラクターもタップして、次々と登場させて遊んでいました。
テレビの気象情報コーナーで見かけるタッチパネルにも、こんな遊び心を盛り込むことができるんですね。これを機に、いろいろ応用されていくかもしれません。
窓から見える新宿の空をバックに気象情報を解説……あれ、お天気アイコンの代わりにあるのは?
映画「天気の子」の登場キャラクターが、かわいいアイコンになっていました