【2013年のお天気総決算】ニュースランキング・今年の天気を表す漢字

2013年 天気ニュースランキング

日本気象協会が選んだ「2013年のお天気10大ニュース」を基に、一般の方々と気象予報士に、印象に残った「2013年の天気に関するニュース」を聞いたところ、両者とも「猛暑の夏」がトップとなりました。天気の専門家である気象予報士からも「経験のない暑さだった」とのコメントもでておりました。
また一般でも多くの票を集めた「猛暑の夏」ですが、北海道を除いた多くのエリアにお住いの方が投票されていました。広いエリアにお住まいの方が実際に体感したことが多くの票を集めた理由といえそうです。
こうした極端な天候の原因の一つに「海面水温」が挙げられます。海面水温がインドネシアやフィリピン周辺で高く、中・東部太平洋赤道域で低かったことにより、アジアモンスーン域の積雲対流活動が活発化し、そのため2つの高気圧(太平洋高気圧とチベット高気圧)が強くなり「猛暑」をもたらしました。また、日本の南海上および日本周辺の海面水温が高かったため、「台風が発達しやすい状態」になりました。
(※参考資料:気象庁(2013)「平成25年夏の日本の極端な天候について」)
気象予報士が選ぶ今年の天気を表す漢字は「暑」!

2014年の天気に期待すること

2013年は雪や雨の被害をはじめ、暑さなど天候による社会への影響が大きかった年だったと言えそうです。
そこで「tenki.jpラボ」では、一般の方々と気象予報士に、来年は天気について、どのようなことを望んでいるのかを探るため、「2014年の天気に期待すること」を聞いてみました。
1位は一般の方、気象予報士ともに「突発的・局地的な豪雨が少ない」が選ばれました。気象予報士からは、「突発的・局地的な豪雨の予測の難しさを改めて実感した」とのコメントもでておりましたが、予測困難な天候でもあるため、よけいに懸念や危惧も大きいのでしょうか。
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