神話を巡ろう!日本神話にまつわる九州のおすすめ登山ルート3選
日本神話にまつわる九州の山をご紹介します
これから秋にかけてのシーズンは美しい紅葉も楽しめるので、ぜひ登山仲間とスケジュール調整をして、日本神話にまつわる九州の山を満喫してください。これまで登ってきた山にはない独特な雰囲気に惹かれて、大満足の登山になるはずです。
天孫降臨伝説が残る名山「高千穂峰」
神話だけでなく歴史も感じられる山
また、坂本龍馬が新婚旅行で登っており、坂本龍馬が天逆鉾を引き抜いたというエピソードもあり、歴史好きなら必ず訪れたくなるような逸話が詰まっています。ちなみに現在の天逆鉾はレプリカとのこと。
そんな高千穂峰へのアクセス方法はいくつかありますが、おすすめなのは高千穂河原ビジターセンターから往復するコースです。きつい登り坂がありますが、霧島神宮の元となる古宮址や御鉢など見どころが多く、とても満足度の高いルートです。
都道府県:宮崎県、鹿児島県
標高:1,574m
ルート長(往復):5.1km(高千穂河原ビジターセンター 往復コース)
アクセス:霧島連山周遊バスで丸尾から約59分「高千穂河原」下車
もうひとつの天孫降臨伝説の山「二上山」
高千穂観光と合わせて計画を立てるのがおすすめ
二上山の山頂からは、ユネスコエコパークに登録されている高千穂町を一望できます。さらには二上神社の宮司の案内で二上山を登るトレッキングツアーなどもあり、高千穂の逸話を聞きながら山頂を目指すこともできます。
おすすめなのは、高千穂観光を兼ねて1〜2泊するというスケジュール。高千穂峡や天岩戸など見どころも多く、登山以外にも神話を感じられるスポットがいくつもあります。自然と歴史を感じられる登山旅。ぜひこの秋に計画を立ててみてください。
都道府県:宮崎県
標高:989m(雌岳)
ルート長(往復):930m(二上山女岳展望台登山口 往復コース)
アクセス:高千穂バスセンターから車で30分
美しい花が咲く神話の山「祖母山」
手つかずの自然を楽しみながら山を登れます
日本百名山でありながらも、花の百名山に選ばれるなど、手つかずの自然を楽しめる日本百名山ということで、季節を問わず多くの登山客が祖母山に集います。登山ルートがいくつもありますが、まずはアクセスしやすい神原登山口からの往復コースがおすすめです。
かつては交通の便が悪く、マイカーやレンタカーでアクセスする必要がありましたが、周辺エリアがユネスコエコパークに登録されたことで直通バスが運行開始となっています。予約が必要ですがアクセスが格段に良くなっていますので、過去に断念したという人も、この秋の登山プランのひとつに入れてみてはいかがでしょう。
都道府県:大分県・宮崎県・熊本県
標高:1,756m
ルート長(往復):約7.7km(神原登山口 往復コース)
アクセス:JR九州豊肥本線・豊後竹田駅からバスで登山口(要予約)