2021年はオンライン参拝?混雑を避けた初詣のポイント

今年の初詣は混雑を避けて参拝しましょう
2021年はもっと良い年になるように、初詣で神様にお願いしようと考えている人もいると思いますが、初詣は人が集まり混雑しやすいので、参拝するかどうか迷っている人もいるのではないでしょうか。そこで、今回は混雑を避けて初詣をするためのポイントをご紹介します。
時期をずらして分散参拝するか年末詣で混雑を避けよう

三が日を外して人が少ないタイミングでの参拝がおすすめ
松の内は地域によって違いますが、一般的に東日本では1月7日まで、西日本では1月15日までとなっています。ただし、これも絶対守らなくてはいけないということはなく、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策も含め、今年は節分である2月3日までの参拝を呼びかけている神社もあります。
三が日を避ければ混雑を回避できますので、人が集まる有名な神社で初詣したいのであれば、時期をずらして分散参拝するのがおすすめです。大事なのは「いつ行くか」ではなく、参拝しようという気持ちです。
また年末に参拝する年末詣もあります。年末詣をする人は少なく、どの神社も混雑を避けることができますし、何よりも神社が静かで厳かな雰囲気が漂っています。初詣は人も多くて慌ただしくなりがちですが、年末詣なら時間をかけてゆっくり参拝できるというのもおすすめする理由のひとつです。
大きな神社ではなく氏神神社で初詣もおすすめ

氏神神社なら混雑せずに初詣できます
そういう人は氏神神社にお参りしましょう。氏神神社というのは、自分が暮らしている地域の氏神様を祀っている神社のことです。氏神様はその地域を守ってくれている存在ですので、日常生活の安全を祈願するなら、身近な場所で見守り続けてくれた神様のほうがいいですよね。
氏神様の場合は、地元の人たちが初詣のために準備をすることもありますが、基本的には参拝者が少なく、混雑することはあまりないことがほとんど。おみくじやお守りなども用意されていない神社もありますが、神様に挨拶をするという目的は果たせます。
近所にあれば電車やバスなどに乗る必要もなく、ちょっとした空き時間に参拝できるのも氏神神社での初詣の魅力です。今年は自宅で過ごすという人も多いと思いますが、寝正月にならないためにも、散歩がてら氏神神社での初詣はいかがでしょう。
神社によってはオンライン参拝にも対応

自宅から出たくない人はオンライン参拝もおすすめ
それって意味があるの?と思う方もいるかもしれませんが、日本には古くから遥拝という考え方があります。富士山の遥拝所のように、遠く隔たった場所から拝むということが行われており、オンライン参拝は現代版の遥拝になります。
初詣のオンラインイベントとしては、奈良の朝護孫子寺と大阪の神峯山寺が「毘沙門天オンライン初詣2021」として、無料のライブ配信を行います。日本の参拝史上初の投げ銭システムを活用したお賽銭もできるとのこと。
毘沙門天オンライン初詣2021
オンライン参拝だとおみくじが引けないから嫌だという人は、オンラインイベント「占いフェス ONLINE 2021 NEW YEAR」の「オンライン初詣」がおすすめです。縁結びの神様として知られている福岡の鳥飼八幡宮が協力しているイベントで、お賽銭からおみくじ、お守りの授与までオンラインで体験できます。
占いフェス オンライン 2021 NEW YEAR
また、東京の愛宕神社と埼玉の出雲大社埼玉分院ではヴァーチャル参拝という形で、初詣だけでなくいつでも参拝できるようになっています。
愛宕神社(東京)
出雲大社埼玉分院(埼玉)
パソコンやスマートフォンのディスプレイに向かって参拝するのは、ちょっと不思議な気持ちになるかもしれませんが、これも新しい生活様式のひとつです。氏神神社などに行くのも避けたいという人は、最新のテクノロジーを活用した初詣を体験してみてはいかがでしょう。
【参考】
毘沙門天オンライン初詣2021
占いフェス オンライン 2021 NEW YEAR
※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『3つの密』の回避を心掛けましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従いましょう。
※お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報をご確認ください。