7月24日「スポーツの日」は体育の日!?安全にスポーツを楽しむには?
夏に適した方法で運動を行いましょう
そこで、ここではスポーツの日についての豆知識と、気温が高くなってきたこの時期に安全にスポーツを楽しむためのポイントをご紹介します。
「スポーツの日」はそもそも「スポーツの日」だった?
スポーツを行うことで健康な心と体を手にしよう
1961年 スポーツ振興法により10月の第1土曜日を「スポーツの日」に制定
1966年 スポーツの日が体育の日に改められ、10月10日を国民の祝日となる
2000年 法改正により10月の第2月曜日が体育の日となる
2020年 法改正により体育の日がスポーツの日となる
スポーツの日にはこのような変遷があり、体育の日になる前は「スポーツの日」と制定されていました。
ちなみに2020年だけは特例で7月24日がスポーツの日の祝日になっているため、2020年10月の第2月曜日は平日扱いになります。また、スポーツの祭典が来年に延期されたことで、2021年は7月23日がスポーツの日になる予定です。
国民の祝日に関する法律では、スポーツの日を「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」日と定めています。体育の日は「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」と定められていたので、内容がより具体的になっているのですね。
時事通信社|【図解・政治】2021年東京五輪と祝日移動案(2020年5月)
e-Gov|国民の祝日に関する法律
国土交通省|国民の祝日に関する法律(昭和23年7月20日 法律第178号)
2020年のスポーツの日は「日中の運動を避ける」
日中に運動するなら水分補給と紫外線対策をしっかり行うこと
どうしても炎天下で体を動かさなくてはいけない場合には、下記に注意してください。
・こまめな休憩と水分補給
・紫外線対策を十分に行う
・暑さへの耐性は個人差があるので周りに合わせずマイペースで行う
気温が高い環境で運動をする場合には、こまめな休憩と水分補給が必須です。日本では耐えることを美徳とする文化が根づいていますが、夏場に耐えていいことはほとんどありません。疲労を残さないためにも、適度に休憩をして塩分を含んだ水分をこまめに補給しましょう。
紫外線対策も重要です。暑いので半袖やノースリーブのシャツを選ぶ人がいますが、紫外線対策としては冷感タイプの長袖や、しっかりと日焼け止めを塗ることで、できるだけ日焼けをしないように注意しましょう。邪魔でなければサングラスを着用して目も守るように心がけてください。
仲間とスポーツをする場合には、ついつい周りのペースに合わせてしまいがちですが、暑さへの耐性は人それぞれ違います。個々にマイペースを維持し、どうしても団体行動が必要な場合には暑さに弱い人に合わせて動きましょう。
暑い日におすすめの屋内スポーツ
屋内スポーツなら熱中症リスクが下がり安全に楽しめます
・スイミング
・ボーリング
・ボルダリング
・トランポリン
屋内スポーツの定番といえばスイミングとボーリングです。スイミングをスポーツとして楽しむなら公営の屋内プールがおすすめです。黙々と泳ぐことになりますが、屋根があれば熱中症リスクも下がります。ボーリングはゲーム性があり仲間や家族と一緒に楽しめるのでおすすめです。
新しいことに挑戦したいなら、ボルダリングやトランポリンの施設を探してみましょう。ボルダリングはクライミングの一種で、人工の壁面を登ります。トランポリンは最近話題のスポーツで、童心に帰って体を動かすことができます。
まったく違う視点で「eスポーツ」を楽しむという選択肢もあります。eスポーツというのは、コンピュータゲームやテレビゲームのことで、「たかがゲームでしょ?」と思うかもしれませんが、継続して行うことで反射神経や判断力を鍛えることができると言われています。
スポーツの日は新しい時代の祝日。このような新しいスポーツにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。
※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『3つの密』の回避を心掛けましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従いましょう。
※お出かけの際は、各施設、イベントの公式ホームページで最新の情報をご確認ください。