花暦・三月 「水仙」 ~希望の象徴として、今年も祈りとともに咲きます。
「希望の象徴」水仙の花束
一般的には「うぬぼれ」などの花言葉が知られていますが、海外では「希望の象徴」と言われているのをご存知でしょうか?
実は日本でも、今日3月11日と深い縁を持つ、「希望の象徴」の花となっています。今年も祈りを込めて…。
「希望の象徴」へ…被災地に咲くエバーフラワー
希望の「水仙」とふくろう(不苦労)
手向けられた17輪の水仙はその後エバーフラワー(加工)となり、今も神戸に咲き続け、持ち帰られた小さな花束は人々の記憶に残りました。
そして、水仙は復興の希望の花となりました。
国営ひたち海浜公園「水仙の地上絵」は今日11日から!
2回目となる今回のテーマは「~希望は光~これまでと、これからを」…光の結晶をモチーフ にしたスイセンの地上絵が大草原に登場します。
『今回の地上絵には、これま での“思い”が結晶となり、 これからを照らす光となる ようにという“想い”をデザ インに込めました。』(ひたち海浜公園)
と、関係者の言葉からも希望への”想い”が伝わってきますね。期間は、本日3月11日~21日ですので、お見逃しなく!
さらに…100万本の水仙がエールを送ります!
咲き誇る満開の水仙
また19日からは、スイセンガーデンにおいて「スイセンファンタジー」が始まります。
『松林の下に広がる約1haのエリアに、絨毯のように敷き詰められた約550品種100万本のスイセンが幻想的な世界を創出します。一面に広がる色と香りのシンフォニーをお楽しみください。』(ひたち海浜公園)
関係者の方の談にあるように、水仙の魅力はその姿だけでなくかぐわしい香りにもあります。幸せの色・黄色と無垢な白のコンビになっている姿を眺めつつ、優しい香りに癒される…花からエールが贈られるようですね。
100万本分の水仙の色と香りに包まれて、希望と願いを込める三月です。
《参考・引用》
国営ひたち海浜公園(リンク参照)