4月26日は「よい風呂の日」!ゆっくり湯船に浸かりませんか?
イメージ画像
毎日シャワーで済ませている人に教えたい!入浴で得られる3つの効果
イメージ画像
でも1週間に1度くらいはお湯にゆっくり浸かることをおすすめします。なぜなら、入浴にはシャワーでは得ることができない3つの作用があるからです。これを知れば、「今日はお風呂にするか!」という気持ちになってもらえるかもしれません。
(1)静水圧作用
お湯に浸かることで体に適度な水圧がかかり、末端の静脈やリンパ管が圧迫されます。これによって心臓に血液が集まります。湯からあがると体にかかっていた水圧が抜け、血液が体中を駆け巡り血行が良くなります。
(2)浮力作用
湯の中は浮力があるので、体重は陸上と比べ9~10分の1程度になります。これによって体重を支えている筋肉や関節の負担が減り、体のこわばりが和らぎます。
(3)温熱作用
湯に浸かることで体温が上がり、毛細血管が広がって血流が良くなります。それにより新陳代謝が高まるというもの。体温より約5度以上高い湯に浸かると交換神経が活発になるので、朝や意識をシャキッとさせたいときにおすすめ。逆に39度前後のぬるめのお湯だと、副交感神経の働きが増し鎮静効果を得られます。
シャワーと比べて手間や時間がかかるお風呂ですが、それに見合うだけの嬉しいメリットがありますよ。
入浴剤を入れるとより効果的
イメージ画像
・無機塩類系
成分に多く含まれる塩類(ミネラル等)が皮膚の表面のタンパク質と結合して身体にベールをつくり、保温効果を高めます。冬の寒い日やしっかりと温まりたい日におすすめ。
・炭酸ガス系
お湯に溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収されて血管を広げ、血行を良くすることで新陳代謝を高めます。
・薬用植物系(生薬系)
生薬類をそのまま刻んだものと、生薬エキスを取り出して無機塩類等と組み合わせたものがあります。使用している生薬によって様々な効果が期待できます。
・清涼系
メントールなどが配合されており、湯上がり後の汗のベタツキを抑えます。気温が高い夏の入浴時などにおすすめ。
・スキンケア系
うるおい成分が配合されており、お湯に浸かってやわらかくなった肌に浸透します。うるおい成分が肌の表面だけでなく角層内部にまで浸透し保湿成分を補います。
<参考:アース製薬株式会社「お風呂なび」>
「よい風呂の日」の制定目的は家庭の円満
イメージ画像