もみじとかえで、デニムとジーンズ……似ているけど違う言葉
もみじとかえでの違い、意外と知らない人が多いですね
ところで、「紅葉」って「こうよう」とも「もみじ」とも読みますよね? 同じようなシチュエーションで使う言葉には「かえで」もあります。これらは一体どんな意味なのか、説明できますか? 今日は「秋」に関係する似ているけどちょっと違う意味を持つ言葉を集めてみました。
もみじとかえでの違い、わかりますか?
かえでは葉の形が「蛙の手」に似ている
一方の「かえで」は、カエデ科落葉高木の総称。葉の形が蛙の手に似ているから「かえるで」「かえで」と呼ばれるようになりました。かえでの種類には、イロハモミジ、ヤマモミジ、イタヤカエデ、ハウチワカエデなどがありますが、ヒトツバカエデ、ミツデカエデ、メグスリノキなど蛙の手とは似ていない種類も含まれています。
デニムとジーンズの違い、わかりますか?
デニムは綾織の厚手の生地のことです
「デニム(denim)」は丈夫な綾織の綿布のこと。フランス南部・ニーム産のサージという服地=Serge de Nimesが語源といわれており、デニムはそもそも生地を指す言葉です。
一方の「ジーンズ(jeans)」は、一般的にはデニムなどの厚手の生地で作られたカジュアルなズボンを指します。かつて、デニムが北イタリアのジェノヴァ(当時の表記で「Gêne」)で生産され各国に輸出され、英語圏に入り「jean」と呼ばれるようになりました。
ちなみに「ジーパン」は和製英語で、ジーンズの生地で作られたズボンを指します。jeans +pantsなのに、「Gパン」と表記する理由は、単に「ジーパン」の「ジー」を「G」で表しただけと考えられています。
バーベキューと焼肉の違い、わかりますか?
紅葉の中でバーベキューを楽しもう
調理と食事を同時進行することで、素材をよりおいしく食べようとする日本の焼き肉に対して、バーベキューは、せっかくみんなで集まってお肉を食べるのだから、すべてを楽しもうというレジャーとしての要素が強いといえます。ひと言で違いを説明するのなら、焼肉は焼きながら、バーベキューは焼き終えてから食べるスタイルです。
参考:日本バーベキュー協会