クリスマスを過ぎても楽しめる!ポインセチアの上手なお手入れ法
きちんとお手入れをすれば、来シーズンのクリスマスも楽しめます!
寒さが身にこたえるのは人間だけではありません。庭やベランダ、玄関などに置いた鉢植えの植物の中には、寒さで弱ってしまうものあるので要注意です。
特に、クリスマスで人気のポインセチアは、寒さがとっても苦手な植物のひとつ。クリスマスが終わると放置されがちですが、きちんとお手入れをすれば春まで美しい姿が鑑賞でき、さらに来シーズンのクリスマスも楽しむことができるんですよ。
暖かい地方が原産のポインセチア
花のように見える赤い部分は「苞(ほう)」と呼ばれる葉で、その中心にある粒状の部分が花です。苞が赤いものが最もポピュラーですが、最近は苞がピンクや白、黄色、斑入りのものや、苞がカールした「ポインセチア・ウインターローズ」など、多彩な色彩・表情の新品種も出回っています。
寒い時期のお手入れポイント
冬の間は水やりの回数を減らし、鉢土の表面が白く乾いてから与えるようにします。水を与えすぎると根腐れすることがあるので注意しましょう。
暖かい時期のお手入れポイント
また、ポインセチアは放っておくと枝が長く伸びて、枝の上部からしか新芽が出なくなってしまいます。4月下旬~5月にかけて、根本から20センチほどの節目で枝を切る「摘心」を施し、コンパクトな形状に整えておきます。さらに、鉢根の3分の1ほどを崩して、ひと回り大きい鉢に植え替えると生育がよくなります。
秋は12時間以上の暗闇をつくる「短日処理」を
夜間の気温が15℃以下になる場合は室内に入れますが、照明の光も妨げになりますので、室内でも短日処理を行ってください。
去年のクリスマス用に買ったポインセチア、毎年この時期に枯らしてしまっている人も、今年は越冬&育成にチャレンジしてみませんか?
そして、来シーズンからのクリスマスを、自分で育てた愛着のあるポインセチアで彩ってくださいね。