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    王朝時代に始まる「七夕」。貴族達の和歌に詠まれた織姫・彦星の逢瀬の物語

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    王朝時代に始まる「七夕」。貴族達の和歌に詠まれた織姫・彦星の逢瀬の物語

    王朝の御代には、都でもこれくらい美しい星空が見えたのかもしれません

    明日、七月七日は「七夕」。
    先月後半頃から、短冊を掛けた笹の葉を町のあちこちで見かけるようになりました。

    織姫と彦星の伝説は、奈良時代に中国から伝わったものです。奈良・平安の王朝貴族達は、この夜、祭壇を作って織姫と彦星に捧げ物をし、和歌や雅楽、蹴鞠などの技芸を手向け、夜がしらじらと明けるまで宴を催したようです。
    また、一年に一度だけという男女のせつない逢瀬は、貴族達にとって格好の和歌の題材となり、「万葉集」「古今集」をはじめとする多くの和歌集に、「七夕」を詠んだ歌が幾多も残されています。
    貴族達は、織姫、彦星に成り代わって、あるいは自らの恋をこの伝説になぞらえて、恋の歌を詠んだのです。

    平安期の七夕の歌を、時の経過を追ってご紹介しながら、そこに見えて来る当時の七夕の姿と、織姫と彦星の心、そして二人がどのようにしてめぐり逢うのかについても、ひもといてゆきます。

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    “茶聖”利休を尊敬する極小茶人。 日本の古典文学と70年代少女マンガ、80年代宝塚を今もって愛す。主に思い出の中に生きる九州在住者

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