秋のうちに代謝を高める!実りの季節の食べ方とは⁉︎
これからの寒さに向って、からだを整える時季
根菜をたっぷり使った汁物などを食卓に取り入れて
この時季は、主食にもひと工夫を。栗ごはんやいもごはん、豆ごはんなどは、米だけのご飯と比べてでんぷん質が軽めになるので食べやすくなります。暑い夏の間に少なめになっていた主食の量を、きちんと増やしていくことが大切です。
調理法もさっと火を通すだけでなく、じっくり煮込んだものを増やしていきましょう。これからの季節は、からだを温める食べもの、調理法に変えていくのがポイントです。
秋は「食べたら、動く!」をモットーに
「食欲の秋」と「運動の秋」をセットに
からだをつくる食材としては最高なのですが、美味しすぎてつい食べ過ぎてしまうことも。どんなにからだにいいものでも、消化不良をおこすと腸内で腐敗発酵し、からだ中に毒素をまわす原因に…。食べ過ぎないにこしたことはないのですが、秋は食べた分、どんどん動くことを意識しましょう! 代謝能力が高まり、カロリーが高めの秋の食べものの消化を助けることができます。
秋のうちに基礎代謝を高めておくことで、代謝機能が弱まる冬のからだの補強にもなります。秋の清々しい気候のなかで、ハイキングや山登り、ランニングなどに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
気をつけたい、果物と動物性食品の食べ方
さんまには、大根おろしを添えて毒消し
また、肉類を食べる時は今が旬のきのこ、さんまなどの魚には大根おろしをたっぷり添えて、うまく毒消しをすることが大切です。
天高く、馬肥ゆる秋。日々の生活にからだを整える食べ方を取り入れて、旬の恵みを楽しみましょう。
大森一慧 『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』 サンマーク出版 2008