ボーイスカウトにはいろんな呼び名がある?意外と知らないボーイスカウトの歴史
実は1月は、世界で最初のボーイスカウトが結成された月。そんな今日は、ボーイスカウトについてご紹介します。
1人の大人と20人の少年たちからはじまった、ボーイスカウト
ところで、ボーイスカウトの「スカウト」がどういう意味かみなさんはご存知でしょうか?スカウトとはもともと「斥候」を意味する言葉です。優秀な斥候であったパウエル卿は、「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展に貢献する人」こそ少年たちが目指すべき人物だと説きました。このことから、スカウトは斥候というよりも「先駆者」という意味で使われています。
スカウトにはこういう意味があったんですね。
年齢によって呼び名が違う?
実は、ボーイスカウトは小学6年生〜中学生までの子たちのことを言うんだそうです。それでは、他の年齢の人たちはどんな風に呼ばれているのでしょうか?
◾︎ビーバースカウト:小学校1年生の4月から
◾︎カブスカウト:小学校3年生の4月から
◾︎ボーイスカウト:小学校6年生の4月から
◾︎ベンチャースカウト:高校1年生の4月から
◾︎ローバースカウト:18歳から25歳まで
このように、一言でボーイスカウトと言っても、呼び名も違えば各段階の目標も違います。
たとえば、ビーバースカウトの時の目標のひとつが「みんなと仲良く遊ぶ」なのに対して、カブスカウトになると「みんなでルールを作って仲良く遊ぶ」となります。こうやって、徐々に協調性やリーダーシップ、自立心を育てていこうというわけなんです