11月9日は「換気の日」!こまめな換気で風邪予防!
しかし、冬は風邪の流行が心配な季節…。室内で過ごすことの多い方は、室内にウィルスが溜まらないようこまめに換気をして空気を綺麗に保つ必要があります。
今回は、換気の日の歴史と、換気のポイントをご紹介します。
一日に発生する水蒸気は10リットル以上!?
木材や紙、土などでできていた昔の日本建築は、夏の気候を意識して建てられていました。日本の夏といえば、湿気でジメジメとしていますよね。昔の人々は蒸し暑いを夏を乗り切るために、藁葺き屋根で室温が上昇するのを防いだり、外の風が家に入りやすいように「田の字」の形に骨組みをするなどの工夫をこらしてきました。
しかし、近年の住宅はアルミサッシ等の普及で気密性が高く、風が通りにくい構造となっています。そこで、室内の換気を見直してもらうことを目的として換気の日が制定されたのだそうです。
一日に室内で発生する水蒸気は10リットル以上。この水蒸気をそのままにしておくと結露が生じてしまい、風邪の原因となるウィルスが活発になってしまいます。風邪が心配な冬の時期こそ、こまめな換気を心掛けたいですよね。
換気は空気の出入り口を意識しよう!
換気扇が使えない場合は、サーキュレーターを使って部屋の空気を外に出すように設置するのもおすすめです。自分の部屋の窓の配置を確認して、最適な換気方法を見つけてみてはいかがでしょうか。
「冬の寒い時期は長い時間窓を開けていたくない!」と思うかもしれませんが、6~8畳くらいの部屋であれば5分程度窓を開けるだけで部屋の空気が入れ替わるとのこと。朝起きた際や掃除の際などに換気をして、少しずつ習慣にしていくといいかもしれませんね。
換気扇を綺麗に保とう!
しかし、「換気扇の掃除は面倒で嫌!」という方も多いですよね。最近ではファンに埃がたまるのを防ぐためのフィルターや汚れ防止剤など、面倒なお掃除のお助けグッズがたくさん販売されています。換気扇の掃除が苦手な方は試してみるといいかもしれませんね。
<参考・参照>
JEMA一般社団法人日本電機工業会
三菱電機
日本医師会 / くらしの小径
おそうじ革命