ゴルフでエージシュートを達成するコツを徹底解説
そんなさまざまなゴルフにまつわる夢や目標のひとつに「エージシュート」と呼ばれるものがあります。本記事では、ゴルフの「エージシュート」の意味や、難しさ、達成するコツなどを解説します。
ゴルフのエージシュートとは?
たとえば、72歳のプレーヤーがパー72で設定されたコースをイーブンパーやアンダーでラウンドした場合に達成となり、達成したプレーヤーは「エージシューター」と呼ばれます。
エージシュートは日本だけではなく、海外でも認識されているゴルフ用語で、多くのゴルファーたちの夢でもあるのです。
■エージシュートの規定
エージシュートにはギネスワールドレコーズのように世界的な認定機関があるわけではありません。しかし、日本国内においてはエージシュートを公認記録として認定する「一般社団法人日本エイジシューター協会」という認定機関が存在し、同協会では、エージシュートの認定に際し、主に次のような規定を定めています。
1ラウンド18ホールであること
男子は6,000ヤード以上、女子は5,200ヤード以上のコースで達成すること
年齢は基本的に満年齢とすること
年齢と同スコアの場合もエージシュートと認められる
距離が定められている理由は、ティーマークの存在です。近年、多くのゴルフ場では「シルバーティ」や「レディースティ」など、さまざまな年齢や性別の人がラウンドを楽しめるように距離が設定されたコースが増えています。そのため、さまざまな距離のコースが存在するが故に、短い距離のコースでエージシュートを達成できてしまうと、エージシュートの価値が下がってしまうと考えられるためです。
また、年齢の数え方についても、国によっては数え年が一般的なこともあるため、日本国内の基準として一般的な満年齢が採用されています。
ゴルフのエージシュートを達成する難しさ
つまり、現実的には60歳以上など、ある程度高齢である人がエージシュートを達成しやすいわけですが、基本的に高齢になるほど体力は低下していくため、年齢と体力、そして実力のバランスが重要となります。こういった理由からもエージシュートはそう簡単に達成できるものではなく、だからこそ多くのゴルファーにとっての夢でもあるのです。
■プロツアーでの最年少記録
プロツアーにおけるエージシュートの最年少記録は、2002年に行われた「AT&T カナダ・シニアオープンチャンピオンシップ」でのWalter Morgan選手の記録です。彼は61歳にしてスコア60でのホールアウトを果たし、エイジシューターとなりました。
なお、日本においては2019年に伊藤正巳選手が63歳でスコア62を記録し、エイジシューターとして日本最年少記録を更新しています。
ゴルフのエージシュートを達成するコツ
エージシュートを達成するためには、達成を目指せるだけの年齢を重ねることが大前提です。
そして、年齢を重ねるだけではなく、年齢を重ねてもエージシュートに挑戦できるだけの体力と気力、さらにゴルフを続けるための資金や身近な人の理解も必要です。
つまりは、健康に年齢を重ねること、年齢を重ねながらも継続的に練習をすること、ゴルフを楽しめるだけの生活環境を整えることが重要といえるでしょう。エージシュートを達成できるということは、充実した人生を送れている証ともいえるかもしれません。
ゴルフ人生にエージシュートという目標を
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