天気急変に注意! 東北
雷雨エリア 14日南部から15日北部へ

赤いエリアの福島県や山形県、宮城県では奥羽山脈沿いを中心に発雷確率が高く、カミナリ雲が発達しやすい地域です。14日の午後は雨が降っていない地域も含めて、急な雨や雷雨のおそれがあります。落雷や竜巻などの突風、ひょうなどに注意してください。
15日も気圧配置に大きな変化はなく、日本の東海上には高気圧がどっしりと居座るでしょう。このため、雨雲の元となる「暖湿気」の流れ込みは15日にかけても続く予想です。大気の状態が不安定になる地域は、東北南部から15日は東北北部へ。15日の午後は秋田県や岩手県の内陸の北部で黄緑色、発雷確率がやや高い予想が出ています。北部を中心に天気の急変に注意が必要です。
天気急変のサインは主に3つ

② 急に冷たい風が吹いてくる
③ 遠くで雷がゴロゴロ鳴り出す
①~③は天気急変サインの代表です。
これらの前兆を感じたら、すぐに安全かつ頑丈な建物や車の中に避難するようにしてください。
家の中では壁や窓から離れて、なるべく部屋の中央に避難しましょう。雷が近づいてきたと感じたら、コンセントを抜くことをおすすめします。
五月晴れ 小休憩
18日(土)と19日(日)は、杜の都の初夏の風物詩として知られる「仙台青葉まつり」が開催されます。ここ最近は晴天に恵まれたことが多いなか、令和初となるお祭りは太陽が雲に隠れてしまいそうです。天気が大きく崩れる心配はないとみられますが、降水確率は両日ともに40%です。最高気温はだいたい平年並みで、海風が心地よい陽気となるでしょう。長袖でちょうどよい体感となりそうです。新緑のけやき並木の通りは一年で最も気持ちのいい季節です。ぜひお越しください。
「※5月15日11時20分 記事の一部を訂正しました」
・落雷確率を「発雷」確率に訂正
・15日午後の発雷確率が高いエリアを「黄色」から「黄緑色」に訂正
・土日の仙台の最高気温の表現を「だいたい平年並み」に訂正