週間 台風12号直撃 後 再び広く酷暑

あす 台風の影響 関東と東海を中心とした広範囲に
関東と東海は、道路があっという間に冠水するほどの滝のような雨が降るでしょう。風も強まり、看板や屋根瓦などが飛ばされるような非常に強い風が吹き荒れます。雨や風が特に強まるのは、関東は「昼前~夜の9時頃」、東海は「昼過ぎ~日付の替わる頃」となりそうです。なお、いまは潮位の高い時期です。台風接近時、高潮によって海岸付近の低い土地が浸水する危険性があります。
台風から離れた西日本も、湿った空気の影響を受けはじめます。近畿や四国では昼頃から雨が降ったりやんだりで、夜は雨脚が強まる所もあるでしょう。
あすの日中大荒れとなる「関東と東海」では、食品の買い出しや、停電への備え、飛ばされやすい物の片づけなど、台風対策はきょう27日のうちに済ませてください。川や崖、海岸の付近など、災害の危険性の高い地域にお住まいのかたは、いざという時のための持ち出し品や避難経路の確認、家族との連絡手段の確認なども早めにしておくと安心です。
日曜は西日本で荒れる その後は猛暑
特に、先日の豪雨で甚大な被害のあった地域では、脆くなっている崖や、堤防や護岸が崩れたり、土砂や流木がたまったままの川などもあり、たとえ大雨にならなくても新たに災害が発生する危険性があります。可能な限り早い避難を心がけてください。また、ブルーシートなどは飛ばされないように固定しておくと良さそうです。台風対策は「きょう27日~あす28日の昼頃」までに済ませておいてください。