14日は関東や近畿で猛暑日に 東京都心32℃予想 厳しい暑さと急な激しい雨に注意
2024年06月14日06:03
広く晴天 午後は山沿いを中心に激しい雨や雷雨に注意
九州から関東甲信にかけては広い範囲で晴れる見込みです。夏至が近く、日差しが強いため、紫外線対策を万全にしてお出かけください。
気温の上がる午後は、山沿いを中心ににわか雨や雷雨の所があるでしょう。特に東海や関東甲信周辺で雨雲や雷雲が発達しやすく、道路が川のようになるほど激しい雨の降る所がありそうです。上空の風が弱いため、ひとたび雨雲が発生すると、同じような場所で強い雨が降り続くことも考えられます。屋外での活動はこまめに雨雲レーダーを確認するなど、空模様の急な変化に注意しましょう。
東北も日中いっぱい晴れる所が多く、にわか雨は福島県の一部に限られそうです。北海道は雲が広がりやすいですが、昼前後を中心に日が差す見込みです。
なお、関東や東北、北海道では昼頃にかけて濃い霧が出て見通しの悪くなる所があるでしょう。車の運転は注意が必要です。
沖縄と奄美は断続的に雨が降るでしょう。沖縄本島地方では夕方にかけて所々で激しい雨や雷雨となりそうです。これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害に警戒してください。
九州~東北で真夏日 猛暑日も 関東は昨日より気温大幅アップ
真夏並みの厳しい暑さで、東京都心は32℃と今年これまでで一番高くなるでしょう。京都は35℃、熊谷や前橋は34℃の予想で、近畿や関東の内陸部では今年初めて猛暑日となる可能性もあります。特に関東は昨日より大幅に気温が上昇するため、熱中症のリスクが高くなります。急な暑さで体調を崩さないよう、お気をつけください。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。