週末は「きぼう」が見える 満月も
「きぼう/国際宇宙ステーション(ISS)」と「満月」
「きぼう」とは、地上から約400km上空に建設された実験施設「国際宇宙ステーション(ISS)」の、日本実験棟の名前です。サッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。週末にかけて全国のあちらこちらで「きぼう」の光を見るチャンスがあります。
そして19日(日)の「満月」は、「令和最初の満月」です。“令和初もの"が好きな方にとっては、見逃せない満月ですね。アメリカの先住民族は5月の満月を「フラワームーン」と呼んでいたとか。花咲く季節、夜空に咲く明るい光の花をじっくり眺めてみたいものです。
「きぼう」が見えるのはいつ?どこで?
気になる天気ですが、西日本を中心に湿った空気が流れ込みやすくなるため、沖縄や九州、中国、四国は雨雲がかかって観察にはあいにくの天気です。近畿や東海、北陸、関東は曇り空で、場合によっては雲に隙間があるかもしれません。最新の予報をチェックしましょう。東北や北海道は晴れて、きぼうを見られる所が多い見込みです。
日曜日は「きぼう」も「満月」も
さらに19日(日)は「満月」でもありますので、「きぼう」も「満月」も同時に楽しめるといいですね。なお、「きぼう」の光はスマホでも撮影できるくらいの明るさですが、ツーと早く移動していくので、タイミングを逃さないように気をつけてくださいね。