花粉情報 今日9日は雪上がりの関東は「極めて多い」 九州~東海もスギ花粉のピーク
雪上がりの関東は大量飛散
特に雪上がりの関東は警戒が必要で、飛散のランクが最も高い「極めて多い」予想です。スギ花粉の飛散のピークを迎えている九州も「極めて多い」、中国地方や四国、近畿、東海は「非常に多い」、東北は「多い」予想となっています。外に出る際はマスクやメガネ、花粉が付着しにくい素材の服を着るなど万全の対策をしてください。北陸は「やや多い」ですが、油断せずに対策をしましょう。
雨の日も油断大敵
明後日11日(火)は九州から関東を中心に雨が降るため、花粉の飛散は抑えられる見通しですが、スギ花粉の飛散のピークを迎えているため油断は禁物です。東京は「やや多い」、福岡は「多い」予想です。花粉症の方は天気が崩れても、忘れずに対策をした方がよいでしょう。
12日(水)以降も東北から九州の広い範囲で「極めて多い」~「多い」が続く見通しです。スギ花粉のピークを越える所は出てきますが、ヒノキ花粉が飛び始める所もあるでしょう。ヒノキ花粉で症状が出る方はご注意ください。
花粉が飛びやすい条件
① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。