関東はこの先もまだ雪が降る? 2025年3月は雪が多い 厳しい寒さが戻る日は
東京都心では3月の雪日数(雪が降った日)が4日で、20年ぶりに4日以上になるなど、関東では今年の3月に雪が多く降っています。この先一週間、関東では雨が降るタイミングはあるものの、平野部で雪が降るほど気温が低くなることはなさそうです。1か月予報でも気温は平年並みか高めに経過する見込みです。極端に寒くなることはなさそうですが、雨が降る日は気温の上がり方が鈍くなることがありますので、服装選びは慎重に。
今年の3月は雪が多い
関東地方では3月に入り、雪が立て続けに降っています。東京都心の今シーズンの「雪日数(雪が降った日)」は今日9日までに「5日」となっており、そのうち「4日」が3月(3日、4日、5日、8日)に集中しています。東京都心で3月の雪日数が4日以上になるのは、2005年以来20年ぶりのことです。
なかでも3月4日は山沿いを中心に雪の量が多くなり、夜遅くには東京都心で1センチの積雪を観測。翌5日の朝にかけては内陸部でさらに雪が降り積もり、前橋市の5日の最深積雪は14センチでした。
雪はまだ降る? 厳しい寒さの日は?
例年ですと3月中旬から下旬にかけては、関東でも山沿いでまだ雪の降る日がありますが、東京都心など南部の平野部ではそろそろ雪が降らなくなる頃(終雪)です。
この先一週間の気圧配置の変化や気温の傾向を見てみると、関東では雨が降るタイミングはあるものの、平野部で雪が降るほど気温が低くなることはなさそうです。
また、最新の1か月予報によると、4月はじめにかけては暖かい空気に覆われやすく、気温は平年並みか平年より高くなる見込みです。極端に寒くなることはなさそうですが、雨が降る日は気温の上がり方が鈍い日があり、冬のコートやセーターが欲しくなる日はまだしばらくありそうです。