台風21号 温帯低気圧に変わっても油断大敵 東日本・西日本の大雨のピークは?
2024年10月31日16:18
台風21号 明後日2日(土)朝までには温帯低気圧に
九州北部を中心に大雨 数日で11月の平年1か月分の雨のおそれ
雨のピークが予想される期間は以下の通りです。
【九州】明日1日(金)の午前中から断続的に雨が降り、局地的に非常に激しい雨が降るでしょう。2日(土)の日中にかけて、雨は強弱を繰り返し、総降水量が多くなりそうです。土砂災害や低い土地の浸水のほか、川の増水や氾濫にも警戒が必要です。
【中国地方】雨のピークは2日(土)の昼ごろから夕方にかけてとみられます。前線が停滞するため、ピークを迎える前から降水量が多く、山陰地方を中心に土砂災害の危険度が高くなる可能性があります。
【四国・近畿】低気圧の接近に伴い、雨脚が強まり、次第に本降りの雨となるでしょう。雨のピークは2日(土)の夕方から夜にかけてとなりそうです。低気圧や前線の通過後は、天気は回復に向かうでしょう。
【北陸】2日(土)は低気圧の接近前から、前線の影響で雨が降り、日中も雨脚の強まる時間があるでしょう。雨のピークは低気圧の近づく夜となりそうです。
関東 2日(土)夜遅く~3日(日)明け方に雨強まる
東京都心でも、夜の遅い時間は発達した雨雲がかかる可能性があります。外出の際は早めに帰宅した方が良さそうです。
4日(月・祝)は北海道で荒れた天気 その後は平地で雪も
5日(火)は、日本付近は西高東低の気圧配置となって寒気が流れ込むため、北海道の平地でも雪の降る所がありそうです。東北や北陸などの標高の高い所でも、雪が降る可能性があり、車の運転には注意が必要です。