東北 13日(木)頃にかけて日本海側中心に雨量増加 警報級の大雨となる恐れも
日本海側では13日(木)頃にかけて危険な雨の降り方となる所も
1枚目の画像では13日(木)までの72時間に予想される雨の降る量(予想積算雨量)を表示しています。この画像を見ると日本海側を中心に黄色や赤色が目立っており、総雨量が多くなることを表しています。その後、週末にかけても日本海側を中心に断続的に雨が降り、特に青森県津軽地方や秋田県や山形県で総雨量が多くなる恐れがあります。雷を伴って、1時間に30ミリ以上のバケツをひっくり返したような激しい雨の降る所もあるでしょう。九州地方ほどの雨量にならなくても、日本海側では危険な雨の降り方となる所もありそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、ひょうにも注意して下さい。
来週になると夏の太平洋高気圧が勢力を強めて、東北地方をすっぽりと覆う予想です。南部を中心に夏空が戻り、梅雨明けの兆しが少し見えてきました。日本気象協会が発表している最新の梅雨明け予想では、東北南部は7月21日頃、東北北部は7月25日頃としています。(平年の梅雨明けは南部7月24日、北部7月28日)
避難場所や避難経路 確認しておくポイントは
①市町村が作成しているハザードマップや地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」を確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や土砂災害の恐れがある所も確認しておくと避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場などよく立ち入る場所はどのような危険があるかも家族で一緒に確認しておきましょう。
②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。
③夜間は、昼間よりも周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて避難経路を覚えておきましょう。
もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて確認しておくのも有効です。