スギ花粉 6日は東京で非常に多い 福岡で極めて多い 週末にかけてピーク地点増
明日6日 花粉の飛散量増 「極めて多い」所も
花粉症の方は万全な対策をなさってください。
来週にかけてスギ花粉がピーク 大量飛散の日が多い
東京や静岡、高知、福岡では「極めて多い」や「非常に多い」飛散となる日が多くなりそうです。大阪でも9日(日)以降は「非常に多い」レベルとなるでしょう。
一方、8日(土)は東京や静岡は雨が降り、花粉の飛散が抑えられそうです。11日(火)は西から天気が下り坂で、高知や福岡は飛散が抑えられるでしょう。
西日本や東日本 広く3月中旬にかけてスギ花粉がピーク その後はヒノキも
また、ヒノキ花粉のピークは3月下旬から4月上旬で、期間は5日間から2週間ほど続くでしょう。
風が強く吹く日や、急に暖かくなる日には、花粉の飛散が極めて多くなり、1cm2あたり100個以上観測される日がありそうです。花粉情報や気象情報を確認して、万全な対策を心がけましょう。
外出時の花粉対策
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。