3日(月)~4日(火) 東京23区など平野部で積雪か 関東の山沿いは大雪の恐れ
東京23区など平野部で積雪の可能性 山沿いは大雪の恐れ
平野部で雪が降りやすいタイミングは2回です。1回目が3日(月)の夜間、2回目が4日(火)の夜間で、積雪となる可能性があります。東京23区西部など平野部でも積雪となる所があるでしょう。
山地では関東北部だけでなく、南部でも断続的に雪が降り、大雪となる恐れがあります。
気象庁発表の早期注意情報では、3日(月)から4日(火)にかけて群馬県や栃木県では警報級の大雪となる可能性が「中」となっています。
3日(月)の夜間は平野部でも雪エリアが広がる恐れ
3日(月)は関東では未明から雨が降りだし、気温はだんだんと低下する見込みです。山では次第に雪に変わり、平野部では日中は本降りの雨となるでしょう。夜はさらに気温が下がり、平野部でも内陸部を中心に雪に変わる見込みです。今のところ、日付の替わる頃からは東京23区でも雪が降る見通しです。23区西部など平野部でも積雪となる所があるでしょう。4日(火)の朝は積雪や路面の凍結に注意が必要です。朝は交通情報を確認し、時間に余裕を持った行動を心がけてください。
4日(火)の夜間も雪の可能性
4日(火)はより降水量が多いため、雪になった場合は降雪量が多くなる可能性があり、注意が必要です。
なお、関東の雪の予想は気温の少しの変化、低気圧の進路や発達具合、寒気の流れ込み具合によって、雪のエリアや雪の降る量が大きく変わります。今後も最新の気象情報をご確認ください。
普段は雪の少ない所で「積雪」予想 お出かけ前の注意点は?
(1)時間に余裕をもって行動しましょう。歩きなれた道でも、目的地に着くまでは、普段より時間がかかることが予想されます。焦って、急ぎ足になると、転倒する危険性もあります。
(2)滑りにくい靴を用意しましょう。靴底がツルツルしたものや、ヒールの高い靴は、危険です。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴などがおススメです。
(3)歩き方のポイントを覚えておきましょう。歩幅を小さくして、地面に垂直に足を踏み出し、重心はやや前において、足の裏全体を路面につけて歩きましょう。ゆっくりとペンギンのような歩き方をするのが、おススメです。万が一、滑ってしまったら、尻餅をつくように転ぶと、頭を打ちにくくなります。
(4)両手をあけておきましょう。リュックや肩掛けカバンなどを選び、可能なら、傘を持つのも避けましょう。両手を出していれば、転んだ時でも、顔や頭を守ることができます。
普段は雪の少ない所で「積雪」予想 特に注意すべき場所は?
1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しやすくなります。
2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。
3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。
4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。
久しぶりの雪ですが、これらの場所は、特に気を付けて、歩いてください。