花粉の飛散量 東京都内まだ1パーセント未満 来週も少ない 本格的な飛散はいつ?
千代田(東京都) 去年は2月下旬から飛散量が急増
東京都内の花粉の飛散量 まだ予測最大値の1%未満
花粉の飛散量まだ少ない 本格飛散は?
来週は再び強い寒気が流れ込み、寒気が長く居座るでしょう。厳しい寒さが予想され、花粉の飛散量は急には増えない見込みです。ただ、「少ない」飛散量でも症状が出る場合がありますので、花粉症の方はマスクなどで対策をしておくと安心です。
寒気が抜ける2月末頃からは花粉の飛散量が急に増える恐れがあり、万全な対策が必要になりそうです。
花粉が飛びやすい条件
![花粉が飛びやすい条件](https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/3/32/325/32532/d/20250215162620/large.jpg)
① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。