2日は関東で雪か その後は数年に一度の寒波襲来の恐れ 大雪・風雪・低温への備えを
2日(日)関東で雪の可能性
上の図は日本気象協会の気象モデルによる予測です。2日(日)は明け方に南部から雪が降り出すでしょう。朝は東京都心も含め広く緑色で表示され、雪が降る予想です。日中は平野部では次第に雨に変わり、今のところ、積雪となるのは、内陸部が中心となるでしょう。
ただ、南岸低気圧による関東の雪は、低気圧の進路や発達具合、気温の少しの違いによって、雪の降るエリアや期間が大きく変わる可能性があります。今後、積雪となるエリアが広がる可能性もありますので、最新の気象情報にご注意ください。
雪や冷たい雨で、2日(日)の東京都心の最高気温は4℃と今季一番の寒さとなるでしょう。
今季最強寒波が襲来へ
北日本から西日本の日本海側を中心に降雪量が多くなり、警報級の大雪となる恐れがあります。風も強まり、見通しのきかない吹雪や猛吹雪となる可能性もあります。車の立ち往生など交通障害に警戒が必要です。
4日(火)以降は松江市や福岡市で5℃以下と厳しい寒さになるでしょう。
寒波が居座る 雪や寒さが続く
西日本でも最高気温が10℃に届かない日が多く、厳しい寒さの日が多いでしょう。体調管理にご注意ください。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。