明日29日 さらなる酷暑 関東以西で40℃続出 歴代最高気温に匹敵する高温の恐れ
2024年07月28日12:04
今日28日 午前中から体温超えの暑さ 東京都心も3日連続の猛暑日
明日29日 さらなる酷暑 40℃続出へ
関東から九州は強い日差しと強い暖気の影響で、気温がグングン上昇。最高気温は広く35℃以上で、猛暑日地点は今年初めて300地点を超える予想です。全国のアメダスの4割近くで猛暑日となる見込みです。
群馬県前橋市や埼玉県熊谷市、静岡県浜松市、和歌山県新宮市などは40℃予想で、酷暑日※となるでしょう。埼玉県本庄市では41℃と40℃を超える暑さとなりそうです。
なお、日本国内の暑さの歴代1位の記録は、静岡県浜松市(2020年8月17日)と埼玉県熊谷市(2018年7月23日)の41.1℃です。明日29日は、この記録に匹敵するような暑さとなる恐れがあります。
※「酷暑日」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。
猛暑の出口見えず 長期間の高温に警戒
また、気象庁は「東日本太平洋側と西日本の長期間の高温に関する全般気象情報」を今月26日に発表しています。今後も、さらに1か月程度は暖かい空気に覆われて気温の高い状態が続き、最高気温が35℃以上となる所もある見込みです。長期間の高温が予想されます。この先も暑さ対策は万全になさってください。
熱中症の予防ポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。