関東 尋常じゃない暑さ 熊谷市41℃と国内歴代最高気温に迫る 東京都心37℃予想
国内歴代最高気温に迫る暑さ
日中は強い日差しと暑い空気が流れ込み、気温がグングン上昇し、広く危険な暑さになるでしょう。最高気温は広く35℃以上で、東京都心は37℃と体温並みの暑さになりそうです。さいたま市や前橋市など内陸では40℃近くまで上がるでしょう。熊谷市では41℃と、国内歴代最高気温(静岡県浜松市で2020年8月17日・埼玉県熊谷市で2018年7月23日に観測された41.1℃)に迫る暑さになる予想です。
熱中症警戒アラートが茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県と1都6県すべてに発表されています。暑さ指数(WBGT)※が33以上と熱中症リスクが高くなります。熱中症に警戒してください。こまめに水分を補給し、汗をかく場合は適度に塩分も補給しましょう。室内では適切に冷房を使用し、無理のないようにお過ごしください。
※暑さ指数(WBGT)とは気温、湿度、日射量などから推定される熱中症予防の指数
あす3日も酷暑
4日(木)以降は猛烈な暑さのピークは次第に越えますが、蒸し暑さが続くでしょう。引き続き暑さ対策をなさってください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。