台風1号 発達しながら日本の南へ 今週後半に列島に影響の恐れ
台風1号 発達しながら北上
このあと、台風1号は発達しながらフィリピンの東を北上し、13日(水)には一時的に「非常に強い」勢力になるでしょう。その後、台風は「強い」勢力になりますが、暴風域を伴いながら15日(金)には日本の南に、16日(土)には小笠原近海に進んでくる予想です。
台風の予報円はまだ大きく、進路の予想に幅があるような状況ですが、小笠原諸島では15日(金)頃から雨や風が強まり、大荒れの天気となる恐れがあります。最新の台風情報をチェックし、早めに台風への備えをなさってください。
本州にも活発な雨雲
ただ、台風1号が日本の南に進んでくる頃に、本州付近には前線が延びる予想です。この前線に向かって、雨雲の元となる熱帯育ちの暖かく湿った空気が流れ込み、本州付近でも雨量が多くなる恐れがあります。
上の図はスーパーコンピューターの計算の一つです。14日(木)頃から15日(金)頃にかけて、発達した雨雲が本州付近にもかかる可能性がありますので、最新の情報にご注意ください。