今日11日も落雷・突風など注意 近畿は不安定な空模様が続く 晴れていても油断禁物
今日11日も大気の状態が非常に不安定 落雷・突風など注意
これから初夏へ向かい、地上付近は過ごしやすく感じるくらいの日が増えてきます。一方、まだ6月頃までは上空に強い寒気が入ることもあり、地上と上空の気温差で不安定な天気になる日がしばしばあります。
昨日10日は、奈良県で落雷の事故が発生したばかりです。雲の流れはある程度予測可能ですが、雲が発生して一気に雷雲にまで発達するケースもあります。屋外で作業などをする際は、中断の見極めが難しいことも多いかと思いますが、カミナリの音が聞こえたら、いつ落雷があってもおかしくありません。天気予報で「不安定」という言葉を見たり聞いたりした場合は、スマホなどで雨雲レーダーをこまめにチェックするなど、いつも以上に自分がいる場所や周囲の状況を気にかけておくことが大切です。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。