12日(火)午後 北日本・北陸は天気下り坂 北海道は雪の所 沖縄も急な雨に注意
2024年11月12日11:30
北海道は午後から雨 北陸も夜は広く雨
北陸も夕方以降は雨の範囲が次第に広がり、山陰も夜は雨の所がありそうです。
北海道や東北、北陸の雨や雪は、明日13日(水)の明け方までに止み、日中は次第に天気は回復する見込みです。
沖縄 急な雨や雷雨に注意 少しの雨でも土砂災害のリスク大
今朝(12日)は、与那国島で1時間に22.5ミリ(~08:24まで)と、土砂降りとなりました。沖縄・奄美地方では、午後も所々で雨や雷雨となるでしょう。
この先1週間は、湿った空気の影響で雨や雷雨が続く見込みです。先週末の記録的な大雨で地盤が緩んでいる所では、少しの雨でも土砂災害のリスクが高くなるため警戒が必要です。
先週末は南西諸島で記録的な大雨 今週末は台風25号の影響のおそれ
また、9日(土)~10日(日)は、沖縄県本島北部に活発な雨雲がかかり続け、1時間に100ミリを超える猛烈な雨が相次いで降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が計6回も発表されました。東村(沖縄)では24時間雨量が403.5ミリ(11月1位・通年で2位)、総雨量は600ミリを超え、国頭村では比地川が氾濫。大宜味村では田嘉里川が氾濫し一時、緊急安全確保(警戒レベル5)が発令されました。
季節外れの記録的な大雨により、地盤が緩んでいる所に、今週末にかけては台風25号が接近するおそれがあります。最新の台風情報をこまめに確認し、早めに対応を行いましょう。
土砂災害の前兆
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。