明日16日にかけ雨エリア拡大 19日~20日は荒天 北海道は平地も雪 気温急降下
今週は雨の降るタイミングが2回。今日15日(火)~16日(水)にかけてと、19日(土)~20日(日)。今週末は雨の後、強い寒気が流れ込むため、北海道は平地でも雪となり、高い山や峠は一気に路面が白くなる可能性あり。全国的に気温が急降下となるため、寒暖差にも注意が必要です。
今夜(15日)から雨エリア拡大 九州・北日本で激しい雨や落雷に注意
明日16日にかけて、日本海から低気圧や前線が列島を通過する見込みです。今夜(15日)は日本海側から雨エリアが拡大するでしょう。九州や北日本では、雷を伴い、激しく降る所がありそうです。特に、日付が替わる頃からは北海道や東北の日本海側では、局地的に雨雲が発達。1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所があるでしょう。大気の状態が不安定なため、落雷や突風に注意が必要です。
16日(水)北海道や日本海側は天気回復へ 太平洋側は所々で雨
前線の動きは早いため、明日16日の朝には北海道や東北北部の強い雨雲はぬけ、日中は次第に天気は回復する見込みです。
東北南部や北陸~山陰、九州北部では、16日の昼頃まで所々で雨となるでしょう。関東は雲が多く、午後を中心に雨。東海は断続的に雨となるでしょう。16日の帰宅時間帯は、関東~九州の太平洋側を中心に、雨具が必要となりそうです。
曇りや雨でも気温は高く、関東以西では最高気温25℃以上の夏日続出、九州など西日本では、30℃以上の真夏日の所もありそうです。湿度も高いため、むし暑いでしょう。食品の管理などご注意ください。
19日(土)~20日(日)全国的に荒天 北海道は平地でも雪
次に全国的に天気が崩れるのが、19日(土)~20日(日)です。季節を分ける前線が列島を通過。前線の北と南で、冬と夏の空気がせめぎ合い、前線の活動が活発になるため、前線が通過する19日は日本海側を中心に広く雨脚が強まるでしょう。前線が通過する前は南風が強まり、北日本や関東など東日本では、強風にも注意が必要です。
前線通過後は、一時的に冬型の気圧配置となり強い寒気が南下。降れば平地で雪となる目安の寒気が北海道をすっぽりと覆う見込みです。19日(土)夜~20日(日)朝にかけては、北海道は札幌など平地でも初雪の可能性があります。標高の高い中山峠などでは、一気に路面が白くなる可能性があるため注意が必要です。
今週末 前線通過後 気温急降下↓
前線通過後の19日(土)夜から気温は急降下。20日(日)は、札幌の最低気温は6℃、最高気温も10℃とダウンコート必須の寒さとなります。東京都心など関東はワンテンポ遅れて、21日(月)の朝に一番冷え込みが強まり、東京都心でも10℃くらいまで下がる見込みです。
一般的に、外気温が10℃を下回ると暖房がほしくなると言われます。東京都心など夏日が続きますが、週明けの寒さに備えて暖房の試運転をしておきましょう。