中国地方のヒノキ花粉 大量飛散はいつまで? 花粉・紫外線・寒暖差対策を万全に
広島市の花粉飛散数 昨年の4倍に
この先、4月中旬には次第に飛散数が減りますが、5月初めごろにかけてヒノキ花粉が少ないながらも飛散するでしょう。引き続き、万全な対策が必要です。
向こう一週間 天気は小刻みに変化
明日9日(水)は大体晴れて、昼間は汗ばむ陽気でしょう。朝晩と昼間の寒暖差が大きい見込みです。お花見日和ですが、ヒノキ花粉や紫外線対策は万全にしておいてください。夜桜を楽しむ際は服装調節が必要です。
10日(木)は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、昼前には中国地方の西部で雨が降り始める見込みです。また、来週のはじめにかけて、晴れたりくもったりで雨の降る時もあり、天気は小刻みに変わるでしょう。お出かけの際は、晴雨兼用の傘が役立ちそうです。
また、来週はじめは冷たい空気の影響で、日中はあまり気温が上がらず、肌寒く感じられるでしょう。日々の気温変化も大きくなるため、体調管理にお気をつけください。
外出時にオススメの花粉対策
①メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
②マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。