この先 気温は平年並みか高い日が多い 極端な寒さはなさそう 東海の2週間天気
今日14日夜にかけての天気
13時の気温は、名古屋で10.8℃、岐阜で9.7℃、高山で1.6℃、津で11.3℃、静岡で13.4℃を観測しています。静岡県で気温が上がっていますが、風が比較的強く吹いているため、体感は気温よりも寒く感じられます。
この後、岐阜県山間部では、日中いっぱいは雪の降る所がありますが、降り方は弱いでしょう。今夜以降は、気圧の谷の影響を受けて、雪の降り方が強まる所がありそうです。その他の地域は、夜にかけて多少雲が広がる程度で、大体晴れるでしょう。
岐阜県山間部 明日15日と17日(金)頃 積雪が急増
岐阜県山間部で再びまとまった雪となるのは、明日15日と17日(金)頃でしょう。上空の寒気や気圧の谷の通過で、発達した雪雲のかかる時間がありそうです。寒気の強さは先週ほどではないですが、短時間で積雪が急増するため、ドカ雪に注意してください。平野部でも、明日15日や17日(金)を中心に、時々雪雲や雨雲が流れ込む時間がありますが、にわか雪程度でしょう。
この期間、18日(土)から19日(日)午前中にかけては、本州付近は高気圧に覆われるため、広く冬晴れとなる見込みです。山間部も日差しが出て、ホッとできそうです。19日(日)午後は、次第に雲が増えますが、日中は天気の崩れはない見込みです。大学入学共通テストは、比較的穏やかな天気となるでしょう。
ただ、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまうため、雪下ろしをする際は注意が必要です。慣れていても必ず2人以上で声を掛け合い、安全を確かめてから行うようにしましょう。
20日(月)になると、低気圧が本州南岸を通過するため、広く天気が崩れる可能性があります。最新の天気予報を確認するようにしてください。
2週間天気後半:22日(水)~27日(月) 最も寒い時期だが気温は平年より高め
25日(土)~27日(月)頃は、低気圧が発生し、本州の南海上を東へ進む予想です。雨雲は海上が主体で、静岡県や三重県の一部で天気の崩れがある程度でしょう。その他の地域は、大体晴れる見込みです。ただ、予報がまだ先になりますので、最新の天気予報を確認するようにしてください。
一年で最も寒い時期になりますが、最低気温・最高気温ともに、平年より少し高い日が続きそうです。尾鷲や静岡では、最高気温が15℃前後まで上がり、3月並みの日もあるでしょう。積雪の多い地域では、雪解けが進むため、一層なだれや落雪に注意が必要です。
空気が乾燥 加湿する際のポイント
① 加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50~60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのが、おすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。
② 室内の湿度が高くなると、窓ガラスが外気で冷やされ、結露しやすくなります。カビが発生する原因にもなりますので、結露したら、ふき取ってください。
③ 鍋料理は、体の中から温まるだけでなく、様々な栄養を一度に摂取でき、水分もたっぷり取れます。また、鍋料理からの湯気によって、室内の湿度を上げる効果もあります。
なお、適度な湿度を保つには、加湿と換気を併用するよう、心がけてください。