9日(水) 近畿はヒノキ花粉が大量飛散 広く「極めて多い」予想 春の3Kに注意
ヒノキ花粉が大量飛散 乾燥で症状悪化のおそれ
昼間の気温は20℃前後まで上がり、ポカポカ陽気となる見込みです。ただ、夜は10℃前後まで冷える所が多く、昼と夜とで寒暖差が大きいでしょう。夜桜を楽しまれる方は、体が冷えないよう上着をお持ちください。
また、花粉の飛散量は、各地ともヒノキ科の花粉を中心に「極めて多い」見込みです。空気の乾燥している所が多く、鼻の粘膜が傷つきやすい状態となっています。鼻の粘膜が傷つくと花粉症の発症が早まったり、症状が強くなったりするおそれがあります。花粉症の症状を悪化させないためにも、マスクや眼鏡に加えて十分な保湿を行いましょう。
帰宅後の花粉対策 体についた花粉を室内に入れないために
① 上着を玄関先ではたくなど、室内に入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、落としましょう。花粉症でない方も、このひと手間を心がけていただけると、花粉症の方にとって過ごしやすい空間を維持することができます。
② 髪の毛についてしまった花粉は、シャンプーで洗い落とすのも効果的です。
③ 帰宅後は、すぐに、うがいをして、喉に流れた花粉を取り除きましょう。
④ 洗顔をして、顔についた花粉を落とすのも、おすすめです。洗顔の際は、眼や鼻の周りについてしまった花粉が、体内に侵入しないよう、気を付けてください。
空気が乾燥 火事を防ぐには
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。