明日10日から11日にかけて近畿地方の広い範囲で雨に 「桜流し」になるところも
写真は桜が咲き誇っている、滋賀県大津市の琵琶湖疏水の様子です。桜の花びらが春の日差しを受けて、いっそう白く輝いて見えました。そして今日9日(水)は、彦根地方気象台から桜満開の便りが届きました。このあと今夜も近畿全般に安定して晴れて、夜桜見物にはもってこいの天気が続きそうです。
一転して、明日10日(木)から11日(金)にかけては広く天気が崩れます。桜が早くから満開を迎えている地域では、この雨が「桜流し」となり、葉桜へと変えてしまいそうです。
明日10日は天気下り坂 夜は雷雨になるところも
今日晴れをもたらした高気圧の中心は、明日10日(木)には近畿地方から離れていきます。高気圧の縁をまわるようにして湿った空気が流れ込むため、午後は雨が降りやすくなりそうです。また西からは次第に低気圧も近づき、夜は湿った空気の流れ込みが強まる見込みです。南西からの湿った空気の影響を受けやすい、和歌山県周辺では雨雲が発達しやすくなりそうです。
明日10日は次第に広く雨 11日は日中晴れ間もどるも急な雷雨に注意
明日10日(木)は天気が下り坂です。朝から「花ぐもり」のところが多く、昼ごろから全般に雨が降ったりやんだりとなりそうです。あす朝お出かけの際、雨が降っていなくても、雨具を忘れないようにお持ちください。そして夜は和歌山県周辺で、雷を伴って雨脚が強まるおそれがあります。
まとまった雨雲は11日(金)の朝には近畿地方から抜けていきそうです。日中は晴れ間のもどるところも多くなりますが、変わりやすい天気です。山沿いを中心に雨雲が沸き立ち、急な雷雨となるおそれもあります。11日(金)の日中は天気の急変にご注意ください。