東北2週間天気 16~17日は荒天や雷雨の恐れ 暑さのピークは19日で30℃超も
16日(木)~17日(金) 荒れた天気となる恐れ
明日15日(木)は晴れる時間が長く、日中は紫外線が強まる見込みです。短い時間の外出でも、日傘や帽子で日差しを遮るようにしましょう。天気の大きな崩れはないものの、宮城や福島では夜遅くに弱い雨が降りそうです。
16日(木)は天気が下り坂で、夕方から夜の帰宅時間帯は広く雨が降る予想です。日本海側を中心に本降りの所もあるでしょう。また、南から暖かく湿った空気が入り、午後は南部など局地的に雷雨となる可能性があります。
17日(金)は北部を中心に雨が降るでしょう。午前中は上空5500メートル付近にマイナス21℃以下(4月中旬並み)の強い寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定となる予想です。青森や秋田など雨雲や雷雲が発達する恐れがあるため、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意が必要です。また、風が海上を中心に強まり、荒れた天気となる恐れがあります。
18日(土)と19日(日)は、広い範囲で晴れる見込みです。絶好の行楽日和、洗濯日和になるでしょう。ただ、季節外れの暑さで、30℃以上の真夏日の所がある予想です。昼間と朝晩との寒暖差も大きく、体調を崩しやすくなりそうです。体調管理にお気を付けください。
24日(金)にかけて真夏日の所も 熱中症対策を万全に
最高気温は平年より高い予想です。暑さのピークは23日(木)と24日(金)で、山形や福島では30℃以上の真夏日の予想です。熱中症に注意が必要です。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時にすぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があればタオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。