近畿3か月予報 季節外れの暖かさから一転 2月は時折寒気が流入 3月から再び高温
今シーズンの冬 ここまでの気温変化
そして例年だと今が一番寒い時期にあたりますが、1月19日(日)からは平年を大きく上回って急に高温傾向に。春先に流れ込むような暖かな空気に覆われて、日差しのぬくもりを感じる日がここ数日は続いています。
1月下旬の気温傾向 次第に冬の寒さ戻る
25日(土)以降は気温が平年を大幅に上回る日は少なくなってきます。最高気温は大阪市で10℃から11℃くらいの日が多く、極端な寒さではありませんが、ここ数日と比べると空気は冷たいでしょう。そして2月に入ると、冷たい空気の流れ込みがもう少し強まる可能性もあります。
2月は偏西風が南へ蛇行し寒気流れ込むことも 3月以降は高温に
ただ、偏西風が南へ蛇行しやすい傾向は、3月になると解消されていきます。このため3月は寒気が流れ込みにくく、気温は平年より高い予想です。3月になるとまた急に暖かくなり、4月にかけても高温傾向は続く見込み。このため、桜など植物の成長も、早めに進む可能性があります。
桜の開花は例年より早めか
冬にしっかり冷えずに「休眠打破」がうまくいかないと開花が遅れることもありますが、1月前半までの低温傾向や2月にも寒気が流れ込むことを考慮すると、今年は「休眠打破」がしっかり生じると考えられます。
そして3月以降は高温傾向ということで、急ピッチで蕾の成長が進みそう。桜の開花は例年より早い所が多くなりそうです。