関東 所々でカミナリ雲が発達中 都心など南部も夜にかけて「激しい雨」のおそれ
関東でカミナリ雲発達中
大気の不安定な状態は夜にかけて続き、東京都心など南部も含めて、雷雨や激しい雨の降る所があるでしょう。関東では午後これからの発雷確率が高くなっていて、雷注意報が、関東全域に発表されています。帰宅時間帯に重なるため、しっかりとした傘があると良さそうです。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。また、ひょうにも注意が必要です。
激しい雨が降ると、傘を差していても、地面から跳ね返る雨によって足元が濡れてしまうことがあります。雨のピークは長くは続かないため、発達した雨雲が近づいているときは、移動の時間をずらしてやり過ごすのも良いでしょう。
明日12日(土)は天気回復 明後日13日(日)は雨・風強まる
一方、明後日13日(日)は、西から低気圧や前線が近づくため、関東は朝から雨が降りだし、夜にかけて断続的に雨が降るでしょう。風が強まって、横殴りの雨となりそうです。
14日(月)は日中は天気が回復する見込みです。ただ、上空の寒気の影響で、15日(火)にかけて、にわか雨や雷雨の可能性があります。天気の急変に注意してください。
天気急変のサイン
①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、局地的な大雨のサインの一つです。
②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、局地的な大雨のサインの一つです。
③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、局地的な大雨の可能性がありますので、ご注意ください。