鳥取や山形で最大瞬間風速30メートル 雪だけでなく、暴風や猛吹雪、高波にも警戒を
北陸や北日本を中心に暴風、猛吹雪、高波にも警戒を
山形県酒田市飛島では午前5時35分に最大瞬間風速32.2メートル、鳥取県大山町塩津でも午後2時53分に最大瞬間風速32.9メートルを観測しました。
今日5日(水)に予想される最大瞬間風速は、北海道、東北、北陸で35メートル。6日は北陸で35メートル、北海道、東北で30メートル。その後も全国的に大荒れとなる恐れがあります。
特に北日本や北陸では吹雪やホワイトアウトなど見通しがかなり悪くなる恐れがあります。不要不急の外出は控えてください。また、着雪による停電の可能性もありますので、備えが必要です。
海上は波も高く、今日5日(水)は北海道で7メートル、東北や北陸、近畿で6メートル。その後も日本海側では週末にかけて警報級の高波が続く見込みです。海岸にも近づかないようにしてください。
※午前11時28分に石川県羽咋市で観測された最大瞬間風速40.6メートルは訂正となりました。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。
ただし、必要以上の買い込みはやめましょう。