東京は6日ぶり湿度20パーセント台 広く乾燥注意報 火災の危険度高まる 次の雨は
太平洋側 空気がカラカラ
この晴天により、空気がカラカラに乾いています。
14時までの湿度は、栃木県の佐野・茨城県の下館・茨城県の下妻・茨城県の古河・鹿児島県の肝付前田で21%、北海道の上士幌・栃木県の日光東町・茨城県の龍ケ崎・茨城県のつくば・山梨県の大月で22%、茨城県の日立・埼玉県のさいたま・千葉県の香取で23%と、関東を中心に20%台が続出しています。
東京都心は28%と、湿度が30%を下回ったのは6日ぶりです。名古屋は32%、大阪は42%、広島は44%、高知は38%まで、湿度が下がりました。
このため、14時現在、北海道・福島県・関東~沖縄の広い範囲に、乾燥注意報が発表されています。火災の発生しやすい状況となっていますので、暖房器具など、火の取り扱いに注意が必要です。
乾燥いつまで? 次の雨は?
19日(日)は、東京では、雲が多く、次第に雨雲に変わりそうです。ただ、雨が降っても一時的で、20日(月)には、天気が回復へ向かう見込みです。来週は、また太平洋側の広い範囲で「晴天」と「乾燥」が続くでしょう。
火の元に注意するのはもちろん、お肌やノドの乾燥対策も心がけ、インフルエンザや風邪にも、十分お気をつけください。
空気が乾燥 火事を防ぐには
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。