奄美地方にも「顕著な大雨に関する情報」発表 線状降水帯による非常に激しい雨
沖縄本島北部地方、奄美地方で「線状降水帯」による猛烈な雨や非常に激しい雨
また、沖縄本島北部や奄美地方では「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されています。
・東村付近1時間におよそ120ミリ(9日0時まで)
・国頭村東部付近1時間に約110ミリ(9日0時30分まで)
・国頭村西部付近1時間に120ミリ以上(9日0時30分まで)
・国頭村北部付近1時間に約120ミリ(9日0時40分まで)
・与論町付近1時間に約120ミリ(9日1時まで)
沖縄本島や奄美では、9日の日中にかけても活発な雨雲がかかり、雨の降る量がさらに増えるでしょう。土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒してください。
※与論町付近の記録的短時間大雨情報を追記
「線状降水帯」とは
1つ1つの積乱雲は、雨を降らせると、たちまち消滅してしまいますが、「線状降水帯」は、 次々に発生した積乱雲が、数時間にわたって、ほぼ同じ場所を通過・停滞するため、長い時間、非常に強い雨が降り続きます。「線状降水帯」が発生すると、大きな災害の要因となる集中豪雨を引き起こすことがありますので、土砂災害や河川の増水に、特に警戒が必要です。
土砂災害、河川の氾濫に厳重に警戒
![土砂災害、河川の氾濫に厳重に警戒](https://storage.tenki.jp/storage/static-images/forecaster_diary/image/3/31/313/31304/c/20241109004304/large.jpg)
なお、土砂災害は、雨が弱まったり、止んだりした後でも、発生する場合があります。土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。このような前兆を見つけた時には、すぐに、斜面から離れてください。